【ロッキン・チェンバー】クリア後レビュー！推理×心理ドラマのビジュアルノベルゲーム

こんちは！ しるる（@ShiruruApp）です。

今回は2025年8月24日に配信開始されたインディーゲーム『ロッキン・チェンバー：心理ミステリー』の作者様からレビュー依頼をいただきました！

エンディングまでプレイして、ゲーム内容と見どころを紹介しますね！

※プレイ画像はPC版になります。iOSでも近日配信予定です。

ロッキン・チェンバーとはどんなゲーム？

『ロッキン・チェンバー：心理ミステリー』は、「心理ドラマ」と「謎解き」の要素を融合させたビジュアルノベルゲーム！

ざっくりと世界観を説明すると、主人公が“自分は何者か”を追うミステリーノベルです。

物語は、主人公「エヴァレット」が真っ白で何もない謎の空間に閉じ込められているところから始まります。
そこに現れるのは「ラプラス」と名乗る白い悪魔。彼はエヴァレットに不可解なムービーを毎日のように見せてきます。

映し出されるのは登場人物全員が幸せそうにしている、孤島のペンション。
しかし、そのムービーの結末は登場人物全員が謎の死を遂げるという、あまりにも救いがないもので……といった謎めく世界観が特徴です！

ロッキン・チェンバーの見どころ

推理しながら読めるビジュアルノベル

『ロッキン・チェンバー』の見どころは、物語の主人公になりきり真相にたどり着ける推理型ビジュアルノベルです！

ゲーム中盤からは3つのムービーから怪しい登場人物を推理していくのですが、失敗時のペナルティとかは一切ありません。極端に言えば、全部の選択肢を選んじゃえば必ず通過できます。

しかし、ちゃんとムービーを見ていけば「いや…ここはおかしくない？」と感じる部分が必ずでてくるハズ。しっかりと推理するとスッキリ気持ちよくなれるだけではなく、物語に深く入り込める作品でした。

予想外だけどスッキリする結末

「謎の空間、謎のモノクロムービー」「登場人物全員の死亡」といった重苦しいスタートなのですが、ゲーム中盤からは少しずつ別の流れも出てきます。

中盤以降の展開はすごくネタバレになるので避けるのですが……、最後まで読むとこういう着地するんだ～って予想外の展開を迎えるはずです。

といっても、序盤からでも「あれ？ このキャラクターでこういうの選ぶ？」と感じる展開もあるので、推理しながら読み進めてみてほしいです！

ちなみに筆者は「前園」のキャラがかなり好き。

モノクロの世界で唯一序盤からカラーなのですが、関西ノリみたいな明るいキャラクターで面白い。わりと異常なキャラクターなんですが、結末で前園さんだけ初期からカラーな理由が凄く納得できます！

カラー版のイラストがこんな感じ↑↑

告白のシーンとか水着のシーンとか、雰囲気の良いキャラクター差分＆背景も多いです！

すっきり読み進められるボリューム感

『ロッキン・チェンバー』は、公式のプレイ予想時間が約2時間～6時間程度。文庫本1～2冊相当なので、休日に最後まで遊ぶのにピッタリなボリューム感です！

ゲーム途中には世界観を崩す広告が入らないのも嬉しいところ。シリアスな場面で”楽天カードマーン！！”とかが流れることはなく、最初から最後まで世界観にビチッと入り込めました。笑

まとめ｜総合評価レビュー！

プレイ評価	4.2

以上『ロッキン・チェンバー：心理ミステリー』のプレイ評価・レビューでした！

おすすめポイントのまとめがこちら↓

読めば読むほど世界の体験が変わっていく推理型ビジュアルノベル。推理の楽しさも、登場キャラのクセも、そして予想を裏切る結末も……全部ひっくるめて一気読みしたくなる作品でした！

ぶっちゃけ最初は「なんだこのモノクロ世界？」「このキャラ変じゃない？」って思う部分もあると思います。しかし、そういった部分も中盤以降からはスッキリ解決していくので、どんどん物語に惹き込まれていくはずです。

多少センシティブな部分もあるので人を選ぶかもしれませんが、読み終えた後は十分満足できること間違いなし。完全無料なのでぜひ体験してみてくださいね！

配信日	2025/8/24
レビュー日	2025/8/26
アプリ名	ロッキン・チェンバー
ジャンル	心理ミステリー×ビジュアルノベル
作者	sweet ampoule
作者Twitter	https://x.com/sweetampoule
販売価格	基本プレイ無料（アイテム課金有）
対応端末	iOS:近日予定 Android:5.0以上 Windows